困ったときには、おたがいさま

 東日本大震災から12年を迎える10日(金)朝、「復興を考える日」として全校集会が行われました。講話では、校長(大船渡在住)が震災時に感じ取った言葉「困ったときにはおたがいさま」を2つの実話を通して紹介しました。(講話の概要は学校だより№29に一部掲載)

 5年生以下の子どもたちは震災後に誕生。震災以外にも黄海地区では、岩手・宮城内陸地震や台風による北上川・黄海川の氾濫と大きな自然災害はいくつも起きています。これらの災害を「自分たちが生まれてくるずっと前に起きた出来事」と捉えてしまうのではなく、その時の人たちの思いや願いが今も引き継がれ、自分たちに託されているということを子どもたちに感じ取ってもらいたいと思っています。

 そのためにも普段の学習場面や復興の日などを通して、自然災害がもたらすものについて、子どもたちに伝える機会を大切にしていきたいと思います。