学校ブログ

創立150年目の卒業式

3月15日(金)、一関市副市長、一関市教育委員会教育長をはじめ、多くの来賓の方をお招きし、令和5年度の卒業証書授与式を挙行することができました。

3月に入り、インフルエンザが学級で広まり、思うように練習を進めることができませんでしたが、当日は17名全員が揃い、練習でできていない動きは、周りの子どもたちがそっと教えながら、本番にのぞんでいました。さりげなく相手を気遣うことのできる卒業生の姿からは、一人一人の確かな、そして大きな成長を感じとることができました。

 子どもたちは4月から、3校に分かれてそれぞれの歩みを進めます。黄海小学校創立150年目の卒業生という誇りを胸に、また、これまでの出会いや学び、思い出を胸に、一生懸命に突き進んでほしいと願います。

 17名の卒業生の活躍を期待しています。

 

備えあれば憂いなし -復興を考える日集会-

 3月8日(金)に全校朝会が行われました。毎年3月上旬のこの集会は、東日本大震災からの「復興を考える日」として設定され、災害に関する話題や命の大切さについて考える日となっています。

 今回は、「備えあれば憂いなし」のテーマで、震災当時の避難所運営で感じた命を守る道具、避難時に欠かせない防災用品について話をしました。また、河川の氾濫など災害発生時には、一人でいた時でも高台に逃げて命を守るよう話をしました。先日の能登半島地震の印象が記憶に残っていることから、子どもたちも他人事ではなく、自らの命を守る術として捉え、真剣な眼差しで話を聞いていました。

「自分の命は自分で守る」意識を今のうちから身に付けさせていきたいと思います。

委員会の引継ぎも完了!

 3月5日(火)、児童会執行部と委員会の引継ぎ式が行われました。

 引継ぎ式では、これまで学校の顔として委員会活動をリードしてきた6年生の前委員長たちから、新しい顔を目指す5年生の新委員長たちに「委員会ファイル」の受け渡しが行われました。

 6年生の前執行部は、「委員会が中心になって、児童会活動を支えていってください。」と励ましの言葉を述べ、それを受け、5年生の新児童会長は「学校を支えていくために、自信をもって活動していきます。応援お願いします。」と力強く応えていました。

 

6年間の感謝を込めて -6年生WAXがけ-

 3月1日(金)の5・6校時、6年生は体育館のワックスがけに取り組みました。入学式の日から6年間、体育の学習や休み時間、行事等でお世話になった体育館を心を込めてきれいにしようと、みな一生懸命に励んでいました。

 来週からはいよいよ卒業式に向けた学年練習や全体練習が始まります。自分たちが巣立つステージを自分たちで磨き上げる姿には、どこかたくましさを感じました。卒業までいよいよ2週間。ですが、まだまだ手放したくない6年生です。

 

最後の学校評議員会

 2月28日(水)、今年度2回目の学校評議員会が開催されました。評議員の皆様とは、3校時に授業参観、その後、学校の取組状況や地域での子どもたちの様子などについて話し合いが行われました。

 4月より一関市内の全小中学校に「学校運営支援協議会」が設置され、学校と地域がより一つとなった特色ある学校づくりがスタートします。このことに伴い、「学校評議員会」は解散となります。これまで長い間、本校の学校運営にご協力いただきました4名の評議員の皆様には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

感謝の思いを込めて -六年生を送る会-

 2月21日(水)、体育館を会場に「六年生を送る会」が行われました。これまで学校の顔として、多くの場面で活躍してくれた6年生に、また、清掃活動や委員会などでお世話になった6年生に感謝の思いを込め、それぞれの学年から贈り物や発表等が繰り広げられました。

 会の開催に向けて5年生は早い時期から企画・準備に励み、当日も自分の担当に一生懸命励む姿が見られるなど、4月から最高学年になるんだという高い意識が感じられました。

 6年生が黄海小学校で過ごす時間は限られていますが、1つでも多くの思い出を多くの在校生と残してほしいと思います。

 

読書への関心、より深く -ブックトーク-

 子どもたちの手元には、常に本が用意されており、朝読書や空き時間には静かに読書にいそしむ光景が見られます。そんな子どもたちに、今回は藤沢図書館の方々から素敵な読書の時間を提供いただきました。

 先陣を切ったのは、1年生と2年生。1年生は大型紙芝居や大型絵本を通して「三びきのやぎのがらがらどん」など外国の作品を楽しみました。また、2年生は「たまご」をテーマにしたブックトークで、「ぐりとぐら」や「びっくりたまご」など6冊の絵本を紹介されました。

 すてきな時間を過ごした子どもたちは、「(登場人物に合わせて)読み方を変えているのがすごい。」(1年生)、「紹介された本の続きが早く読みたい。」(2年生)と、読書への興味がより深まったようでした。

 ブックトークはこの後、3年生以上でも行われます。

 

児童会総会

 2月13日(火)、後期児童会総会が行われました。総会には3年生以上の子どもたちが参加し、「転がしドッジボールが楽しかったので、来年も続けてほしいです。」「担当の日や当番の時間を忘れないような取組を考えてほしいです。」など、各学級で話し合われた質問や意見をそれぞれの委員会の委員長へ投げかけていました。

 また、総会の最後には、1年間リーダーとして活動をけん引した委員長や6年生に向けて、会場から拍手が送られました。

一人一人の思いやりを被災地へ

 1月22日から1週間、児童会執行部が中心となって取り組んだ「能登半島地震災害支援募金活動」へのご協力ありがとうございました。皆様から寄せられました募金は、2月1日(木)藤沢支所市民福祉課を通して、日本赤十字社に届けていただきました。

 6年生の発案から始まった今回の募金活動では、一人一人の思いやりが広がり、形となりました。被災地の復興に少しでも役立ててもらえればと願います。

 ★皆様からご協力いただいた募金額★     59,766円

PTA教育講演会 -情報メディアとの付き合い方-

 2月6日の授業参観日当日には、PTA研修部主催のもと教育講演会が4年ぶりに行われました。講師には、岩手県立生涯学習センターの佐藤 真主任社会教育主事をお招きして、「情報メディアとの付き合い方」についてご講演いただきました。講演の中では、大人と子どもたちとの間にあるメディアに対するギャップや心とからだへの影響などを交えながら、端末機器の使用をただやみくもに禁止するのではなく、どのような扱いをすればよいのかなど、分かりやすく教えていただきました。