2023年12月の記事一覧

2学期終業式

 12月21日(木)、体育館で終業式を行いました。約4か月の長丁場だった2学期。10月には来賓来客数に制限を設けずに学習発表会と150周年記念式典を開催したり、地域学習の一つである稲刈りや収穫感謝の会を通して地域のよさを感じ取ったりと、子どもたちは心豊かに確実に成長を遂げることができました。

 終業式の中では1年生と4年生が2学期にがんばったことと冬休みに楽しみなことを発表。「家族とのかるたが楽しみ(1年生)」「お手伝いとテニスの練習をがんばりたい(4年生)」とめあてを立てることができていました。

 21日間の長い冬休み。“命と時間”を大切に、計画的な毎日を過ごしてほしいと思います。

 

赤い羽根共同募金

 ボランティア委員会は、活動の一環として今年度も募金活動に取り組みました。予め全校の児童に呼びかけをしていたこともあり、児童・保護者の方から多くの募金が寄せられました。募金の回収日(12月14・15日)の朝には、ボランティア委員が昇降口で一人一人から受取り、赤い羽根を手渡していました。

 集められた募金は、社会福祉協議会を通して赤い羽根共同募金として活用されることになっております。

 

黄海の伝統体験 -しめ縄飾り作り-

 12月19日(火)、6年生は地域の老人クラブの方々を講師にお招きして、正月用のしめ縄飾り作りを体験しました。しめ縄として使用するわらは、今年5年生が稲作学習で刈り取った稲わら。はじめは縄ないに苦労していた子どもたちでしたが、老人クラブの先生に教わるうちに何とか形に。

 活動を通して、米は食べて終わりではなく、こうして飾りとしても利用されることを知った子どもたちは、手作りのよさ以外にも地域に伝わる文化や習慣を継承していく大切さについても感じ取ることができました。

 子どもたちが作ったしめ縄飾りは、自宅用の他に地域の施設にも届けられます。

1年生のわたしたちがお世話します

 12月12日(火)、1年生は隣接する黄海こども園の年長組と交流会を開きました。この日に向けてそれぞれのグループで取り組んできた「おもちゃ屋さん」を開き、こども園の子どもたちを招待。釣りやけん玉、的あてなど自作のおもちゃが店頭に並び、お客さんの呼び込みが始まります。

 いつもはお兄さんお姉さんの中で過ごす1年生ですが、この日は先輩としてしっかりとこども園の後輩たちをお世話できました。あと3か月半で2年生に。心の準備はすでにできているようです。

 

岩手と鹿児島を比べっこ ーオンライン交流学習ー

 

12月8日(金)、4年生は鹿児島市の桜洲小学校と防災学習についてオンライン交流学習を行いました。桜島が学区の桜洲小学校は「火山の噴火」について、本校の4年生は「水害・地震・雪」についてそれぞれがまとめたことを発表(紹介)しました。資料は総合の時間にパワーポイントを使って作成し、画像を取り入れることでより相手に分かりやすく伝えることができました。

 発表を通して、「桜島は毎日のように噴火があること」「大規模噴火の時にはシェルターに避難すること」「噴火物から身を守るためにヘルメットをかぶって登下校すること」など多くのことを学びとっていました。桜洲小の4年生も「河川の氾濫による水位の高さ」「寒さで水道管や洗濯物が凍ってしまうこと」などの発表内容に驚きを示していました。

 担任の交流がきっかけで実現した交流学習。こらからもこのような機会を大切にし、自分たちの住む地域以外の様子についても関心をもてるような学習を進めていきたいと思います。

わたしたちの町の施設を見学 -2年生藤沢図書館見学ー

 11月30日(木)、2年生は生活科の学習の一環として、「一関市立藤沢図書館」を見学しました。移動図書館の個人貸出などで普段からお世話になっている図書館ですが、館内をじっくりと見学するのは初めての子どもたち。職員の方への質問では蔵書数や利用人数、仕事内容など日ごろ疑問に感じていることを次々と問いかけ、その答えに驚きの声をあげることも。見学では紙芝居やエプロンシアターなども盛り込まれ、充実した施設見学となりました。